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世界中のカカオ豆の原産地を訪れ、生産者との交流の中から最高のカカオ豆を選定し買付け、チョコレートができるまでの全工程を自社ファクトリーで行っています。カカオ豆毎に焙煎する温度や時間を変えることで、豆が持つ独特のフレーバーやニュアンスを引き出します。ガトーショコラに使用したのはインドアナマライにある農園のカカオ豆。カーティケヤン・パラニサミーとハリシュ・クマールが所有する農地と発酵所で作られたこの豆は小粒で赤みがあり、芳しい香りが特徴です。2017年収穫されたこの豆はレモンヨーグルト、サルタナレーズンやレモングラスの味わいが広がった後、繊細なナッツの風味が余韻に残るチョコレートに仕上がりました。
「マキシマムこいたまご」を使用。パプリカなどを配合した飼料を与えることで、鶏の健康を保ち、黄身の濃さを極限まで高めた卵です。黄身だけでなく白身までも弾力があり新鮮でプリッとしています。自然の副産物である地養素を餌に配合することで卵の生臭みを抑え、甘みとコクを引き出しています。
オーガニックのきび糖のみを使用。ブラジル・サンパウロから北西に350キロほどいったところにある、Native Green Cane Projectが運営するサトウキビ農園から直接輸入しています。 Native Green Cane Projectは、従来のサトウキビ農業によって自然界のエコシステムが破壊されてきた歴史を転換し、自然に近い土地環境に戻しながら新たな農業方法を確立することを目指しています。
その時期に一番合う良質なバターを使用しています。マーガリンやショートニングなど食品添加物の入った油脂を一切使用しませんので安心してお召し上がりいただけます。
創業者トッド・マソニスらによって2010年に始められたサンフランシスコ発のBean to Barチョコレートの専門店です。
ダンデライオン・チョコレートでは、カカオ本来の味を純粋に味わうために、シングルオリジンのカカオ豆とオーガニックのケインシュガーのみを使用し、選別から、焙煎、摩砕、テンパリング、成形、包装まで全ての工程を自分達のファクトリーで行っています。
日本では蔵前、伊勢外宮、表参道に店舗を構え、Bean to Barをムーブメントから文化として根付かせることを目指しています。
Bean to Bar(ビーントゥバー)とは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うことを言います。2000年代後半からアメリカでBean to Barがクラフトチョコレートのムーブメントとして興りました。ダンデライオン・チョコレートではカカオ豆の調達(ソーシング)も自社で行っています。
一般にカカオの木は赤道の南北緯度20度以内で育ち、カカオポッドという果実をつけます。ダンデライオンでは、カカオ豆を買い付ける際は農園を訪ね、生産者について知り、彼らがどのように働いているのかを見に行くようにしています。
農園では、まずカカオポッドを割り、白いパルプに包まれたカカオ豆を取り出します。それから大きな木箱に入れて発酵させます。カカオのフレーバーが生まれるのは発酵の時と、焙煎の時です。発酵には生産者の高い技術を必要とします。その後乾燥させて発酵を止め、梱包し、豆が送られてきます。