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全国生産の約20%を占める桃は『くだもの王国ふくしま』を代表する果物です。「まどか」のもととなった「あかつき」は育成当初は各地の桃産地で試験栽培がおこなわれましたが200gに満たない小玉にしかならず商品化を断念していく中、福島県が栽培方法を試行錯誤し品種登録に至ったことから福島県のお祭りにちなんで命名されたそうです。
桃の樹に花が咲く時期が春の4月頃です。樹の大きさにもよりますが、平均では1本の樹に約2万個の花が咲きます。そこから花を摘むことで5,000個ほどの実をつけます。5月末から6月にかけて摘果しながら1個ずつ大事に育てることで、最終的には1本の樹になる実を約1,000個になるようにしています。
柔らかい感触の桃は手に持つと潰れてしまいそうで、そのままでは皮も剥きにくいかもしれません。冷やしすぎると味が落ちるため食べる2〜3時間前から冷蔵庫で冷やしておくと、多少果肉も引き締まり皮も剥きやすくなります。