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美味しい肉で岩手に賑わいを。創業54年「肉屋」として「肉の美味しさを最大化して人々にお届けすること」を基本とし、岩手の豊かな食肉文化の価値を世の中に伝え、次世代に繋いでいくのが「肉のふがね」です。北緯40度の町として知られる岩手県岩手町。豊かな自然と食に恵まれたこの土地で、1965年に現会長が「府金精肉店」として開業。
日本の和牛わずか1%にも満たない貴重な「いわて短角和牛」の専門店として、信頼できる肥育農家とともに岩手短角和牛の普及に努めています。のびのびと育った牛は、赤身が多くて、「サシ」(脂肪)があまり入っていない、噛めば噛むほど旨みが感じられる肉質で、牛肉本来の旨みを堪能できます。
現代表の府金伸治さんは、そんな環境のもとで幼少期から店の手伝いをしており、大学卒業後は北海道のホテルやレストラン、盛岡の日本料理屋などで調理場を経験したのち、29歳の時に家業を継ぐために地元に戻ってきました。短角牛のお話をするその目はとてもキラキラし、本当に愛しているんだな、と強く感じさせてくれます。
珍しい牛肉の、ヘルシーな熟成生ハム
豚肉の生ハムとはまた違った香りと旨みが楽しめる牛肉の生ハム。手作りではなかなかハードルが高く、作るのも難しいですが、大切なお客様を招いてのちょっとしたパーティーや、記念日などのお食事にお出しすれば、喜ばれること間違いなしです。牛肉の赤身から作られているため、豚肉の生ハムに比べて脂肪分が少なく、ヘルシーなのも嬉しい特徴です。
穏やかな自然でのびのびと育つ岩手短角和牛
ほとんどの和牛は、1年を通じて人の手により繁殖が行われるのが一般的ですが、「岩手短角和牛」は、約30頭のメスの群れの中にオスを一頭入れ、自然交配と自然放牧で、自然繁殖する、という伝統生産を守っています。その牛たちののびやかな表情はまさにその生活ぶりを象徴しているかのよう。穏やかな自然でのびのびと育ち、春になると子牛が生まれます。広大な山の上での放し飼いはまさに昔からある伝統の生育方法です。
地元の素材を使用し、添加物は不使用
セシーナは主に外モモの部分を使用し、岩手の昔ながらの鉄釜と薪の火でじっくり焚き上げる、伝統の直煮製法により作られる「のだ塩」のみで創る無添加の熟成生ハムです。いずれも岩手の食文化の歴史を語る上で欠かせないものであり、食すと岩手の風土を色濃く感じることができます。肉も塩もすべて地元の素材で造られるセシーナは、熟成された肉の旨みとチーズのような芳潤な香りが特徴です。噛みしめるごとに岩手の風土を感じることができる、肉のふがねの代表作です。