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香川県のうどんの歴史は古く、1200年ほど前。弘法大師が唐の国より製法、もしくは材料となるものを持ち帰り広められたと言われています。讃岐でのうどん屋の記述が、元禄末(18世紀初頭)に描かれた「金毘羅祭礼図屏風」に現れたため、そのころから現在の麺状のうどんが親しまれていることが伺えます。
西暦804年、弘法大師は唐に渡り数々の経典や生活文化をわが国に伝えました。そのご請来目録の中にうどんルーツといわれる製法が書かれているのが讃岐うどんの始まりだと言われております。西暦815年大師はわが出生の地四国で不況の旅にでたのが遍路です。
遍路とは修行の道場へ至る路であり、その遠く長い路をひたすら歩き、仏を念じ霊跡にぬかずき、人生に処する道を修練する、いわば仏の道を歩き大師の路を歩く、実践参行のことを意味しております。登録商標「遍路」は麺の歴史と弘法大師を生んだ讃岐に育てられた想いが込められております。