大正浪漫硝子のあぶり出し技法
1.吹き棹に溶けた透明なガラスを少量巻き取り、その上にオパールガラスを巻き付けベースを作ります。
2.そのベースを凸凹のある模様の金型に吹き込んで、凸凹のある硝子のタネを作ります。この時にうっすらと模様が浮き上がってきます。
3.模様の凸凹のついた硝子を高温の窯の中に入れ、冷めて硬くなってきたガラスを、熱によって再び柔らかい状態にします。だんだんと柄がオパール色に浮き出てきました。
4.柔らかくなったガラスをグラス型の金型にまわしながら吹き込みます。凸凹のあったガラスの表面が型になじみ、表面はつるつるになります。またその時、型にガラスが触れた温度差により(急冷)、更にオパールが発色し、絵柄が浮かびあがります。
5.ガラスの不必要な部分を切り落とし、切り口をバーナーであぶって滑らかにし、2 時間程度除冷をして完成です。まさに熟練の技術と、芸術性の高い手作りガラスの一品、歴史の中から生まれた工芸作品です。
グラスに注いでいるのはこの商品!
ANAオリジナルラベルの「夢空ビール」。お味はケルシュ・ブロンド・ガーネットの3種類。お手軽なテイスティング3本セットやバラエティ3種類12本セット、1種類6本セットなどをご用意しています。ギフトにもおススメです。