■プエブロレザーを使ったL字長財布東京都台東区に工房を構える池之端銀革店。L字長財布は、数あるモデルの中でも使いやすく人気のモデル。そして、素材に採用したのがプエブロレザーです。最大の魅力は、収納力と経年変化です。本製品にはConsorzio Vera Pelle Italiana Conciata al Vegetale(イタリア植物鞣し本革組合) に所属するタンナー(なめし業者)が生産した皮革であることを証明するタグが付属します。■伊・サンタクローチェにあるバダラッシィ・カルロ社のプエブロレザーを使用イタリア古来の伝統的な革鞣し技法である「バケッタ製法」で有名な名門タンナー。少量生産・高品質をモットーに時間と手間をかけた革の品質は非常に高い。バケッタ製法とは牛から抽出した油でたっぷりと加脂して革をなめす製法。マットで、しっとりとした質感。経年変化(エイジング)が実感できる革で、使うことで色が濃くなり、艶が増して行きます。プエブロレザーもまたバケッタ製法にて鞣された革で、仕上げ加工として意図的に表面を荒々しく毛羽立たせた、非常に個性的な革です。最初の状態は和紙のような手触りで、マットな質感故に光沢は殆どありませんが、使う程に表面の繊維が寝て加速度的に光沢が増していき、色も短期間で深まっていきます。艶の上がり方が非常に早いので、変化の仕方がとても劇的である他、使い込んだ時に見せる、吸い付くようなしっとりとした質感も大きな魅力です。■使うことで実感する”想像以上の収納力と利便性”L字ファスナー財布は、縫製してからひっくり返します。袋状の本体は、その形状により厚さを吸収し、思った以上の収納力を発揮します。中央部の小銭入れはオープンポケットになっていますが間口とファスナーとの距離が計算され、小銭が漏れる心配がありません。また、大きいポケットの小銭入れは面に分散されるとこで重ならず、薄さをキープすることができます。