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熊本・鹿児島・宮崎・徳島まで足を伸ばし、自分の目で確かめ納得した生産者のうなぎだけを仕入れています。また米は、古くからおいしいお米の産地として知られている熊本県北部を流れる菊池川の中流沿いで収穫される七城米を使用。
入荷したうなぎは身を締めるため、まず専用の桶に移し、その桶を幾段かに重ね、2mほどの高さから水を流し”たてこんで”いきます。この作業を3〜7日間繰り返しますが、ただ単に水を流せばよいわけではありません。水質や流す水の強弱でうなぎの味が変化するからです。また使用する地下水が驚くほどのパワーを秘めています。ミネラル豊富な地下水で、うなぎはエサなしでも何と一年半も生き続けるそうです。地下水のパワーと職人の長年の経験とこだわりで、うなぎは益々美味しくなります。
一匹一匹うなぎの状態が違うため、職人は裂き方も焼き方も一匹一匹かえています。まさに匠の技と呼べるものです。焼きの最大の特徴は、焼きを強くして身をちぢませることです。その様は50cmのうなぎが30cmまで縮むほどで、うなぎの旨みがすべて、縮んだ身に凝縮していきます。またこれには皮と身の間にある独特の臭みを消すという効果もあります。備長炭の上に落ちていく脂は、ジュッという音とともに燻煙を発し、再びうなぎに絡みつき食欲をそそる香りになります。この技は、まさにうなぎの味を最大限に引き出す焼き方なのです。ガス火ではなく、高品質のウバメガシの備長炭を使用します。
同封しています「うなぎセイロ蒸しの作り方」を参考に調理してください。