インフォメーション
岩手県奥州市江刺は、北上川の東側に位置し、稲作に適した肥沃な大地が広がる地域。美味しい米の栽培に欠かせない気温の寒暖差が大きいなどの恵まれた自然条件に加えて、古来より粘土質の水田に有機質の完熟堆肥を施用してきたことで、土が本来持つ力を引き出しています。
ほぼ全戸で珪酸等の土づくり資材を施用して地力を高め、より高品質・良食味なお米の生産を目指し努力しています。また、江刺の畜産農家から排出される牛糞を利用して作られた堆肥を投入し、循環型農業を実践しています。「1等米100%」「整粒80%以上」「タンパク含有率6.0%以下」を目標に掲げ、全生産者を対象にお米の食味・品質調査を実施し、その結果をフィードバックすることで個々の産米改善への意識向上を図っています。
江刺全体で環境に配慮した特別栽培に取り組み、江刺管内の畜産農家に由来する牛糞堆肥を活用し、安心安全を大切にした米づくりに取り組みます。恵まれた自然環境と生産者の地道な努力により、米の食味ランキングで最高位の「特A」を多数取得していることは、生産者の高い意識の証明と、米作りに対する情熱を物語っています。