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静岡県のほぼ中央部、駿河湾に流れを運ぶ大井川。地域に根づく、信頼のお茶づくりを行っています。伝統の技と最新の技術を駆使し、こだわりのお茶づくりを続けているカネス製茶は創業から60年以上、この地でお茶を作り続けてきました。地場の農家の方々とのつながりと長年培われた徹底した品質管理のもと、「本物のお茶」を追求し、妥協しないお茶づくりを行っています。屋号であるカネスのカネには「愚直・誠意」という意味合いがあります。実直に真っ直ぐに、関わる全ての人々と真摯に向き合うカネス製茶の姿勢を体現しています。
日本の紅茶の発祥の地と言われる、静岡市南西部の丸子(まりこ)地区。国産紅茶は、明治時代、近代茶業の祖、多田元吉氏がインドから持ち帰ったアッサム種の原木を静岡県駿河区丸子に植えた事が始まりと言われています。しかし、海外からの安い紅茶輸入が始まると国産紅茶は次第に作られなくなりました。「日本の紅茶発祥の地のお茶を絶やしてはならない」と原料作者の村松二六氏が国産紅茶を復活させ、現在に至っています。
華やかな香り、濃厚な味わい、心地よい甘み、これらの特徴を備えた品種茶『いずみ』を使用しています。
『いずみ』は60年ほど前に、輸出用釜炒り茶の品種として育種された品種ですが、今では国内の生産者の数名しか育てていない幻の品種と言われています。その特徴は、萎凋、発酵をさせた時の香りが非常に強く、しっかりとした味わいの中に、心地よい甘みを持っています。
近代和紅茶の元祖、紅茶の達人『村松二六』作の茶葉を使用しています。
海外の安い紅茶が多く輸入されるようになり、『国産紅茶』の生産が衰退していた1989年頃、紅茶づくりをスタートしました。今では和紅茶の一番ポピュラーな品種となった『紅富貴(べにふうき)』も初めて生産したのが二六氏です。彼の紅茶づくりのノウハウを学びたい、と多くの茶農家が全国より訪れる『紅茶づくりの達人』です。
開封前は冷蔵庫で保存していただき、ワイングラスなどでお召し上がりください。
また、すっきりとした旨みや優しい甘みは、お食事やスイーツにもよく合います。