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約125年続く京手描き友禅の老舗染匠である吉川染匠は、京都手描き友禅の伝統的な工程にこだわり、その結晶を最大限に生かしつつ、四代にわたって染色技術に触れてきた独自の技術で華やぎと品格のある至高の京友禅を創出しています。1000年の都京都に住む者に与えられた感性。歴史と風土により知らず知らずのうちに身に付いた本物を知る感覚。それらが歴史ある技法と相まって、華やかで品格のある“至高の京友禅”が生み出されるのです。吉川染匠は、華やぎと品格を大切にしたいと考え、今を生きる女性のライフスタイルに合っているということ、類まれなる技術を持つ京の職人とともにものづくりをするということ、そして、お召しいただく皆さまに活気と美しさと自信を持っていだける着物作りを目指しております。
初代:吉川 為吉(1872年〜)
1897年(明治30年)、兄・与三吉から独立し、手描き友禅を始める。
兄・与三吉は、竹翁という作家名で下絵から仕上げまで一貫して手がけ、掛け軸を作る。
言い伝えでは、竹内栖鳳と懇意であったという。
二代目:吉川 勝太郎(1902年〜)
創業450年の老舗呉服問屋の友禅工場で修業する。
1930年(昭和5年)頃から型友禅で襦袢を染め始める。
戦争の激化に伴い工場が潰され、戦後昭和27年頃より型友禅によるきものを染め始める。
昭和37年に法人化し、吉川染工株式会社と改める。
三代目:吉川 英一郎(1937年〜)
1956年(昭和31年)吉川染工の工場にて摺り友禅の修業をする。
昭和35年〜48年当時最高級とされていた着尺摺り小紋を主に染める。
昭和50年以降は摺り友禅と絞り染めを併用した着尺を発表し多くの受注を受ける。
その後、鹿の子絞りや桶絞りの着尺訪問着を発表する。
四代目:吉川博也(1967年〜現在)
1967年(昭和42年)京都に生まれる。
1986年(昭和61年)18歳で実家の染匠を継承すべく同業他社へ入社。
10年間の修行を経てのれん分けを許され、創業140年の家業である吉川染匠の四代目として現在に至る。
京都に生まれ育ち養われた感性と、京都の職人と共に京都で作りあげられたものこそ京友禅と考え、糸目友禅染を主体に絞り染、引染めぼかしを一枚の着物の中に渾然と溶け込ませ、本格的で安心感のある現代空間にマッチしたきもの創りを目指す。
ミルク・ダーク・抹茶・ほうじ茶・ヘーゼルナッツ・の人気のフレーバーに京都らしい白味噌とシナモンアップル・ジャンドゥーヤをセットしました。
一粒一粒のデザインに想いをこめて、オリジナル絵柄を完成させました。
雲は天空を意味し、神様に守られ、良きことを呼び寄せ運気上昇を願うものとされています。ANAのコーポレートカラーで彩りました。
羽子板からは「災厄をはね(羽根)のけ」幸福への祈りを、松は一年中緑を保つことからこれからの将来が長く幸運に彩られていくことへの願いを意味します。
末広がりな形から将来の展望が明るいことを意味します。運気が上向き広く開運していくことと、飛行機が広い大空へ飛び立つイメージとを重ね合わせました。
ANAの飛行機に世界の幸福への願い、人々が安心して暮らしていける平和な世の中への願いを込めました。
縁起の良い宝物を具象化して集めた文様です。世界中の人々の幸運や繁栄への願いを意味します。
椿は厄除けから運気向上を願い、また留まることのない水の流れから常に革新しながら未来へ続いていくANAの姿を重ね合わせました。