セット内容
リンカーン・エステイトは1997年よりブドウ栽培を始めました。可能な限りコストを削減し、プレミアムワイン用に栽培されたブドウから驚異のコスパワインを産み出しています。リンカーン・エステイト カベルネ・ソーヴィニヨンは深みのある黒果実のアロマが特徴です。ブルーベリーや心地よいスパイスのフレーバーも感じられ、ビロードのようになめらかなタンニンとバランス良くまとまりを感じられます。
1988年、フランス、ボルドーの赤ワイン頂点ともいわれるシャトー ラフィットがチリのマイポ地区に畑を取得。ボルドーワインとチリワインのスペシャリスト達がタッグを組みつくったのがこちらのワインです。チリワインならではの果実味のふくらみにボルドーワインのエレガンスさが感じられます。ストロベリー、黒スグリ、チェリーなどのたっぷりとした果実味と魅力的なスパイスが溶け込み、フィニッシュにはチリワイン独特のローリエやユーカリのニュアンスが感じられます。フレッシュでフルーティ、気軽に楽しめるワインです。
ワイン検索サイト大手の『wine searcher』にて、“The World's Most Wanted Cabernets”(世界で最も重要なカベルネワイン)ベスト10に選出されました。
シチリア出身の「インデリカート」家が経営する名実ともに優れたワインを生み出す老舗ワイナリーです。カリフォルニアの地で数世代に亘りブドウ栽培を行い良質なワインを生み出しています。ナーリー・ヘッドはデリカートブランドが誇る人気ブランドとして国内外に多くのファンをもっています。パワフルで男性的なカベルネは、ブラックチェリーやベリー、黒コショウ、スミレ等複雑なアロマを持ちます。熟した果実味と骨太なタンニンを持つ飲み応え十分な赤ワインです。
シャトー・ラ・フレイネルは1796年にジャン・バルト氏によって設立され、7世代に亘り守り継がれてきた家族経営シャトーです。密植や収量コントロールといった品質向上への努力を怠らず「情熱と伝統」を大切にしたワイン造りを行っています。こちらは現オーナー醸造家のヴェロニク氏が手がけるカベルネ100%の限定キュヴェ。赤果実、スパイス、バニラなどの表現豊なノーズがあり、味わいはフルーティさとシルキーなタンニンとのハーモニーをお楽しみいただけます。
ブドゥレアスカは2003年設立。会社としての歴史は浅いですが、同地でのブドウ栽培は紀元前からの長い歴史があり、その歴史は約3000年前にまで遡ります。またルーマニアは東に黒海、中央にカルパチア山脈をもち、テロワールの変化に富んだ地形で、このワインが造られるムンテニア地方は夏冬の寒暖の差が激しく、ブドウ栽培に適しているとされています。
このカベルネ・ソーヴィニヨンはカシスやブラックベリー、爽やかな新緑のような香りに、黒コショウのニュアンスがあります。酸は心地よく、しっかりとした果実味にまろやかなタンニンが感じられる1本です。
スピアー・ワインズは1692年設立の歴史ある醸造所です。多様なミクロクリマを誇る南アフリカの魅力を余すことなく表現するため、品種に合わせて栽培地を選択しています。高い評価を獲得しながらも環境保全や社会貢献を果たそうとする姿勢が随所に見られる、南アの模範的ワイナリーです。黒果実やジューシーなプラムのアロマと風味を持ち、タバコやハーブ、スミレの花のアロマも広がります。心地よい樽感と果実味のバランスは見事で、滑らかな質感が魅力です。
インフォメーション
学生時代のフランス留学でワインに出会い、ソムリエを目指す。都内の星付きフレンチ、ラグジュアリーホテルで経験を積み、2017年にANAインターコンチネンタルホテル東京のシェフソムリエ就任。
(社)日本ソムリエ協会認定シニアソムリエ