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鎌田茶業は、宮崎県と鹿児島県の境に位置し、古くは1871年(明治4年)に都城県(みやこのじょうけん)があった場所、都城県域(現宮崎鹿児島両県にまたがる地域)で採れた原料を使用しています。
都城のお茶の歴史は、およそ260年程前に当時、都城島津家の藩医であった池田貞記翁が宇治と都城の地形・地味・風土が似ていることに着目し、自ら宇治に赴き、製茶技術を習得し都城に茶の栽培を広めたのが始まりとされ、茶葉を蒸して作る宇治の煎茶製法が最初に伝えられたのが都城と言われております。
都城は冬と夏、昼と夜との寒暖の差が大きく、季節の変わり目には深い朝霧が立ち込め、都城盆地特有の気候がお茶の生育に適していると言われてきました。
1757年(宝暦7年)には時の桃園天皇に「都城茶」が献上され、御料の菊花御紋章入りの肥前焼の茶碗と土器を下賜され都城茶は名声を博するに至ります。こうした歴史もあり、都城は日本茶の中でも由緒ある茶産地と言われる所以となっております。
鎌田茶業から生まれた世界初の紅茶の抹茶「紅抹茶」を生産する段階において、紅茶の碾茶(鎌田茶業の特許申請技術)を作るときに選別される丸茎(棒)のほうじ茶です。
紅茶の碾茶(紅茶)の香りを持つ丸茎を自社工場でほうじ茶加工したものです。
紅茶の碾茶は鎌田茶業にしか無い原料で、開封時に紅茶の香りとほうじ茶の香りをもち、味は紅茶という変わりモノで、他で作ることが出来ない本物のこだわりの一品です。
「お茶を飲む」 という特別な当たり前
われわれ日本人に当たり前にあるお茶を飲む文化。
もともとは薬として伝わったものが今では日常生活において欠かせない飲み物となりました。
目覚めの一服からはじまり、のどを潤したい時、心を潤したい時もほっとひと息つく心地よい時間を彩ります。お茶を愉しむことは、日々の暮らしを愉しむこと。
上質な味と、丁寧に暮らすお手伝いをしたい。それがわたくしどものお茶づくりの想いでもあるのです。
1. お湯を一度よく沸騰させる 2. 茶葉の良さを引き出す茶器を使用する 3.淹れ方にこだわる
ほうじ茶と紅茶の要素を持つこの特別なお茶は、
茶葉:6g(2人分) 湯の適量:300ml(2人分) 湯の温度:90〜100℃ 浸出時間:30秒〜1分30秒