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マスクメロンのシンボルとされているT字形のつる。これは1本の木に1つの果実だけを実らせたことの証明です。1個の果実に1本の木の全栄養を注ぎ込んではじめて、果物の王様といわれるマスクメロンとなり、そのなかでも最高の名を冠せられているクラウンメロンが誕生するのです。そしてまた、その一つひとつの珠玉の実には、長い伝統によって培われたプロフエッショナルたちの卓越した栽培ノウハウも注ぎ込まれています。
1. 種種は、長い間の経験を元にクラウンメロンが独自に改良を重ね、およそ20種類の品種を四季に合わせて栽培しています。
これにより、安定した品質を保ちながらの周年栽培を可能としています。
2.他産地では野菜などと同様に地面で直接栽培する地床栽培に対し、クラウンメロンでは栽培床を地面と切り離し、限られた土量の中でメロンを栽培する隔離ベット栽培が行われています。
3. ガラス温室
一般の温室はビニールハウス栽培が多数ですが、クラウンメロンではガラス温室で栽培されています。ガラス温室は、太陽光線の透過率が高く、光を好むメロンの栽培に適しています。
高度な栽培技術を身に付け、常にプロ意識をもった生産者たちの集団です。
また、全員がメロンのトップブランド「クラウンメロン」の生産者であることに誇りを持っています。
播種→接木→定植→交配→摘果→玉つり→玉磨き→採果までおよそ100日間、毎日1〜2回の潅水を欠かしません。しかも、温室内の温度、湿度は季節、天候、昼夜と変わる為、ボイラー、クーラーによる温度管理や窓の開閉による温湿度管理、あるいは季節によっては果実の日よけ等、さまざまな管理がなされています。
出荷を迎えひとつひとつ丁寧に箱詰めされたメロンは3ヶ所の集荷場に持ち込まれ、選任された検査員により外観、内容、糖度等の品質チェックを経て、厳しい検査基準に合格したものだけが出荷されています。
等級、玉揃、量目などが適正であるかをチェックされ、適正でないものはその場で改められます。検査員により無作為抽出の方法で抜き取り、内容検査が行われることもあります。
この検査で糖度、肉質、風味、熟度、病害虫の有無など、すべてクリアしたものだけ出荷が認められます。
・お召し上がり方
常温で保管お願いします。ちょうど良い熟れ具合を見分けるポイントは、メロンの下部(お尻の部分)を軽く指で押してみてほんの少し柔らかく感じる頃が一番の食べ頃です。
※メロンは収穫してから熟れ始めます。保管状態や気温、あるいは個々のメロンによって多少の差があります。
※お召し上がりの2〜3時間前に冷蔵庫で冷やしていただくと一層美味しくいただけます。