セット内容
ドメーヌ・ポール・マスは「高品質かつヴァリュー・ワインであること」、一見矛盾するその哲学を成し遂げ、現在も常に進化を続ける注目の生産者です。そのポール・マスで飲みごたえとバランスの良さという新旧世界のスタイルの特徴を併せ持つのがラ・フォルジュシリーズ。
厳選されたピノ・ノワール種をオーク樽熟成させ造られるこのワインは、完熟したチェリーやイチゴジャムなどの上品なアロマ、南フランスならではの芳醇な果実味が楽しめます。
ブルーベリーやブラックベリーの豊かな果実味に胡椒のニュアンス。上質なタンニンとフレッシュな酸味をもったエネルギッシュなフルボディ。Mule Noirは黒いロバの意味で、自社畑を耕す頼もしい働き手のことです。
ブシャール・ペール・エ・フィスは1731年に創業し、コートドール中心に約130haの畑を所有する最大級のドメーヌです。こちらのワインはACブルゴーニュの中でも質の高いロットより分けたキュヴェで、チェリーやラズベリーなど熟した赤系果実の香りが豊か、タンニンも穏やかボディのある優れたコストパフォーマンスを実現しています。
このワインを造るラプラス家はA.O.C.マディランとして初めてワインのボトリングと販売を行った生産者。「マディランのシンボル」と称される老舗になります。それ以前にこの地域で生産されていたワインは全て、下位カテゴリー(今日でいうIGP)のワインとブレンドされていました。そんなAOCマディランの歴史と共に歩む、代表的ワイナリーが造る1本。タナというブドウ品種に由来する重厚なコクが持ち味です。
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトは、シャトー ラフィット ロートシルトを筆頭とするワイナリーグループです。古樹の区画からとれるメルローのポテンシャルを最大限表現し、ステンレスタンクで伝統的な手法で醸造、アロマとタンニンを優しく抽出し、樽を使用せずに厳選されたブドウの芳醇な味わいが表れています。ラズベリーにレッドカラントのようなよく熟した赤い果実の華やかなアロマ。豊かな果実味と成熟したシルキーなタンニンによりワインに見事な丸みが感じられます。
インフォメーション
史上最年少の20歳でソムリエ資格を取得し、都内の星付きレストランや美食の町リヨンで経験を積む。
HRSサービスコンクール総合部門の優勝を経て、2017年から2022年11月シェフソムリエとしてANAインターコンチネンタルホテル東京に在籍。
(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ