"大和工房 メンズ雪駄 ラタンメッシュ"の魅力・履き方
伝統的なスタイルの雪駄には左右が無く、花緒が中心に挿げられています。これは左右を入れ替えて履くことで、片側だけのすりへりを避けるという意味があります。大和工房がアレンジしたスタイルの雪駄は花緒の位置を親指側にずらすことで、足入れの収まりが良く、より現代的な履き方ができます。
天板内に復元性の高い低反発ウレタンフォームを採用する事により低反発のクッション性を実現。さらに底材のコルク素材は、軽量で適度な張りと硬さを生かした履きやすい仕様です。
雪駄を履いて歩く時の表現で「雪駄チャラチャラ」という言葉があります。江戸時代に同心と呼ばれる人たちが雪駄の底に付いている金具をチャラチャラ音を立てながら歩いているさまが格好良くて、このような言葉が生まれました。雪駄の底に付いている金具と地面をこすり合わせてザーッザーッというような音が出ます。雪駄の底全体ではなく、雪駄のかかと部分のみを地面にこするイメージです。
伝統的な履き方の基本はかかとを少し(1〜3cm)出して、指先だけで花緒を軽く引っ掛ける程度で履きます。着物のときは摺足に近い状態で歩幅を狭く歩くのが基本であり、履物が大き過ぎると歩き辛くなり、美しく歩けません。着物を着て自然体に美しく歩く為には、かかとが出るぐらいの履物がちょうど良いということです。
現代的に履きたい場合は、先緒まで指股を深く入れて履きます。足を入れるときは、花緒がよじれない様に気をつけてください。雪駄は一度履くとその人の足の癖がつきますので、最初の足入れが肝心です。一度よじれるといつまでも花緒が裏返り易い癖が残ります。
インフォメーション
モノと出会うためには、時間や距離が障壁になることがあります。
これまでも、たくさんの「ほしいが見つかる」を探してきたANAが、
その障壁を飛び越え、世界中から選りすぐりの商品を、
食品から雑貨・バッグまで幅広く見つけてきました。
ANA FINDS(エーエヌエー ファインズ)は、
新たな商品の開拓に加え、素材、食材、機能、製法を吟味し、
活かす人達や地域を繋ぎ、オリジナル商品開発を行っていきます。
世界にはまだまだ知られていない「いいモノ」がたくさんあります。その地域だけで丹精込めて作られた一品。伝統の技術と現代のアイデアがうまく調和した仕事の数々。ANAのネットワークが有する「目利き」が、まだ見ぬ世界の「いいモノ」を探してきました。それらを「みつける喜び」、そして、そこから生まれる「モノと過ごす素晴らしい時間」で、日々の生活を、潤いと豊かさで満たしましょう。
ANA FINDSは、見つけた「いいモノ」たちに、旅での発見や体験を纏わせ、以下の指針を持って、皆様のお手元へお届けします。
地域を大切に:各地域で培われてきた技術や産業のDNAを大切に。
用の美:使われてこその機能的な美しさを有するもの。
唯一無二:オリジナリティあふれる、カラーやフォルム。