インフォメーション
社名であり、ブランド名でもある「箔座」は、金箔の歴史において実際に存在した金銀箔類の統制機関「箔座」に由来。
そこには、世界に誇る技を残しながら質の高い箔をつくり、日本の伝統文化に貢献できる箔のギルドの中心でありたい、という思いがこめられています。
箔本来の力と美しさを追求した「箔品」を、デザインから自社で行い、ひとつずつていねいにつくりあげています。また、箔ならではの魅力が活きる用途の開発に常に取り組み、多岐にわたるカテゴリーでオリジナル商品を展開しています。
修復にも箔座(高岡製箔)の箔が使用されています。(主な寺院・仏閣)
・天台宗東北大本山 関山 中尊寺(中尊寺金色堂) [岩手]
1962年から続いた金色堂の昭和の大修理において、縁を切り揃えずに箔打ちしたままの丸みを帯びた「古代箔」を再現。
・浄土真宗本願寺派 本願寺(西本願寺) [京都]
世界文化遺産である西本願寺御影堂の平成大修復。このたびの修復は200年ぶりの大掛かりなプロジェクトで、御影堂の柱や壁、絵画の彩色などの随所に金箔が使用されています。
・音羽山 清水寺 [京都]
京都の文化財の一部として世界文化遺産にも登録されている清水寺。当社では、このたびの修復に際して、85年ぶりに手打ちの金箔を再現。随求菩薩(ずいぐぼさつ)を祀る随求堂の厨子の修復に活かされています。
・本願寺派金沢別院 [石川]
金沢西別院ともよばれ、本堂・経蔵・鐘楼が石川県指定有形文化財建造物に指定されています。現在の本堂は1849年に再建されたもので、1993年に修復工事。その際に内陣の金箔も化粧直しされ、当社の金箔が使われました。柱や壁はもとより、細かい彫刻部分にも金箔が施されています。
ほか、赤坂迎賓館(東京)、日光東照宮(栃木)、信州 善光寺(長野)、首里城(沖縄)など重要文化財含め全国約35の寺院・仏閣の修復に使用されています。
箔座の料理用金箔は、食用としてより安心な「伝統金箔・縁付」のみを使用しています。
製造工程に化学的な材料を一切使用しない、400年以上の伝統をもつ金箔製法です。
手漉きの雁皮紙を箔打ち紙として加工したものに一枚ずつ金を挟み、打ち延ばして作られます。
この製法は、技の文化財として国の選定保存技術に認定されています。
「福そばについて」越前そばの専門店。福井はもちろん、県外のお客様にも愛されている老舗。そば粉が持つ風味を引き出すこだわりの製麺、だしは原料・配合にもこだわって仕立てられています。ご自宅でも美味しく召し上がっていただけるよう、名物お市そばを商品化しております。
おろしそばがおススメ:添付されている濃縮つゆ1袋に対して水90ccと大根おろしを適量入れて混ぜ合わせ、みぞれ状のおろしだしをつくってお召し上がりください。