山梨県甲州市塩山地区で栽培されたシャルドネをステンレスタンクや樽で発酵、熟成させました。醸造家の斎藤まゆ氏は仏シャブリの有名ドメーヌでも修業を積み、現地の醸造家からも認められているいわばシャルドネのスペシャリスト。ふくよかな高級フレンチオークの樽香はクルミや蜂蜜を思わせます。柑橘系の凝縮感のある果実味が特徴。舌触りはさらっと滑らか、余韻は厚みのある酸と共に続いていきます。時間の経過と共にまろやかさを増すため、グラスの中での変化を感じたり、抜栓から3日間ほどの変化を感じていただくのもおすすめです。既にワイン業界のトップソムリエたちをも驚かせているワインですが、畑では土壌改良や雨除け設備などの設置などの改良を続けており、今後の進化も大いに期待される銘柄です。
【醸造責任者 斎藤まゆ氏コメント】
「ワインの神様」と呼ばれるジェラール・バッセ氏という、ワイン界のあらゆる難関資格を保有する伝説のソムリエがいました。
その彼がKisvinを見出しSNSで世界に発信したことが、Kisvinを世に知らしめる大きなきっかけとなったことはさまざまなメディアにも取り上げられました。「ワインの神様」がその夜飲んだのはこの黄色いラベルのシャルドネ、2014でした。(当時その2014年ビンテージをA-styleでも販売していたのです、ご存じでしたか?)
現在販売中の2022年ビンテージは爽やかな酸味と清涼感のある果実風味が特徴的です。ブドウ畑も、栽培家も、醸造家も、齢を重ねてゆく。勉強を重ね、経験と知恵を結集し、遊び心を忘れず―誰かの心を潤すワインを瓶に詰め続ける―その過程をみなさんは目撃しているのです。
冷やし過ぎず12℃〜くらいの温度帯でお召し上がりいただくのがおすすめです。