セット内容
陽光降り注ぐ、イタリア半島のブーツのヒール部分、プーリア州のワイン。プリミティーヴォとは黒葡萄で最初に収穫するブドウという意味。収穫したブドウが既に甘く熟れているため、ワインにもコクがあり、後味に果実由来の甘みを感じます。
本格的なワインを親しみやすい価格で提供し、成長を続けるオーストラリアの注目株であるバートン・ヴィンヤーズでは優れたブドウ栽培実績を更に際立たせるような、エキサイティングで多彩なワインを産み出してきました。このカベルネ・ソーヴィニヨンは、スミレの花、レッドベリー、ブラックベリージャム、バニラのアロマを持ちます。滑らかなタンニンで、ブラックベリーの強いフレーバーと奥行のある味わいが印象的な1本です。
スペイン南東部、D.O.イエクラの品質をリードする造り手によるバラオンダ・バリカ。モナストレル主体、樽熟成の赤ワイン。葡萄品種モナストルはスペイン、レバンテ地方の地葡萄であり、フルーティーでエレガントかつ複雑味のあるワインに仕上げてくれます。果実味は厚みを増し、タンニンと酸のバランスが良く長い余韻が楽しめます。
【ブドウ品種について】
モナストレルはバレンシア州原産の品種で、かつてフィロキセラの時代にフランス人が害を受けていないブドウを求めて、スペインに渡り、その後フランスに持ち帰ったのがムールヴェードルと呼ばれています。味わいに熟れた果実味と力強さがあり、ボディがありながらも、タンニンが熟しているので、優しい甘みを感じられます。晩熟で、成熟のスピードも遅いのが特徴です。雨量の少ない過酷な地域でも生き延びることができますが、その反面、湿気に弱い品種です。
1924年アメリカでは禁酒法真っ只中でもひそかにワインが造られ、密造酒が売られていました。その一例が医者の診断書で、「バーボン」の文字の記載があるとワインを購入することができたといいます。デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズは丁度同時期の1924年からブドウ栽培を開始。禁酒法時代に造られたワインへのオマージュとして登場したのがこの1924シリーズです。禁酒法が制定された時代から栽培されてきた古木のジンファンデルを主体に造られるこのカリフォルニアブレンドの赤ワインは、濃厚濃縮系で飲み応え抜群の1本です。
2003年にポルトガルの新興産地アレンテージョに設立されたワイナリーです。暑い気候を考慮し夜間に収穫をするなど、品質に対するこだわりは徹底しており、果実味によるボディに重きを置きワイン造りを行っています。完熟したフレッシュな果実、そしてスパイスやバニラ、モカといった複雑なアロマ。丸く、凝縮した旨みたっぷりの果実味はバランスが良く、リッチな味わいです。
アリカンテ・ブーシェは果肉まで赤いことで知られ、スペインではガルナッチャ・ティントレラと呼ばれています。
アラゴネスはスペインのテンプラニーリョと同じ品種で、デリケートでエレガントなワインを生み出します。
トゥリガ・ナシオナルはポルトガルを代表する黒ブドウ品種で、濃い色調で凝縮した果実味とタンニンを持つワインとなる品種です。近年は栽培地や生産者のスタイルによってエレガントなスタイルのワインも増えてきています。
「トッレヴェント」は1989年に創立され、現オーナーであるフランチェスコ・リアントニオ氏が、トッレヴェントと呼ばれる場所にあった修道院跡を改装し、ワイナリーとして活動を始めました。ワイナリーの記録によると現在の畑は1700年代にはすでに存在していたとあります。現在ではプーリア州において最も評価の高いワイナリーのひとつとして注目を集める生産者に成長しています。
ラベルの色はイタリア国旗の白色「正義・平和」を、イラストはプーリア州の代表的なお城を表しています。豊かな香りと濃厚な果実味が楽しめる赤ワインです。