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オールドワールドワイン

  • フランス
  • イタリア
  • ドイツ
  • スペイン
  • ポルトガル

ニューワールドワイン

  • アメリカ
  • チリ
  • オーストラリア
  • 南アフリカ
  • 日本

オールドワールドワイン

フランスのワイン

ぶどうの栽培面積、ワインの生産量はもちろん、品質の高さやワインの文化面でも世界をリードする「ワインの王国」の名にふさわしいフランスでは、品質維持や向上のための厳しい法律があります。
また5大シャトーと呼ばれるボルドーのワインや、ロマネコンティに代表されるブルゴーニュの特級畑から生まれるワインは、世界中のワイン愛好家から垂涎の的です。
一方でワインの原点にして王道であるフランスワインは高級品だけが注目の的ではありません。常に醸造家が研究を重ねて、品質の向上に努めているのもフランスワインのもう一つの顔です。
フランスワインにはワインの「今」が込められています。

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「シャンパン」の名で知られるシャンパーニュ地方のスパークリングワイン。この名前はこのシャンパーニュの地で造られたことに加えて「シャンパーニュ方式」という特別な製法にのみ与えられます。
世界のスパークリングワインの頂点に立つシャンパンは、本物だけが持つ気品を兼ね備えた「ワインの女王」と言えます。是非、その唯一にして無二の気品をお楽しみください。

フランス最南端に位置するスペイン国境からローヌ川河口までの地中海沿岸に広がる地域がラングドック、ルーションです。
お手頃な価格のワインばかりですが、1970年代ころから安価なワインにも品質をもとめられるようになり、さらには醸造技術の向上も相まって成長著しい産地として「フランスの新世界」と称されます。
フランスで最も多くのワインが生産されているこの地域のワインから、自分好みのフランスワインを見つけてはいかがでしょうか。

イタリアのワイン

イタリアワインの最大の魅力は「多様性」ではないでしょうか。紀元前2000年以上前からワイン造りが行われており、土着のブドウ品種は500種以上と言われています。また、20ある州の全州でワインが造られており、その個性は北部と南部では全く異なります。
バローロやキャンティ等の名の知れたワインは別として、ラベルを一見するだけでは、それがどんなワインなのかを判断するのが難しく、イタリアワインは複雑であるという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

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イタリアを大きく分けると、「北部」、「中部」、「南部」となり、ワインのスタイルに関しても、大まかにはその3つに分けることが可能です。しかし、例えばブルゴーニュならピノ・ノワール、ボルドーならカベルネ、というように地方が分かれば品種が分かるというものばかりではありません。また、アメリカワインのようにラベルに品種が表示されているものも多くはありませんので、飲んだことのないワインだと、ラベルからだけではどんなワインなのかが分からないこともありますが、そこがイタリアワインならではの楽しみの1つでもあるかと思います。

ワインショップやレストランでイタリアワインを探す時は、店舗のスタッフやソムリエにご自身のお好みを伝えてみてください。もちろん専門的な言葉じゃなくても大丈夫です。きっと好みに合うワインを提案してくれます。また、ラベルも個性的なものやオシャレなものが沢山ありますので、気に入ったラベルで選んでみるのも楽しみ方の1つですね。

ドイツのワイン

ドイツはヨーロッパの主な生産国の中で、最も北に位置する伝統的ワイン生産国です。日本では甘口白ワインの生産国というイメージが今でも少し残っているかもしれませんが、実際には辛口のスタイルが主流となり、質の高い赤ワインも数多く造られています。
ドイツでは、国際品種や個性的な交配品種から様々なスタイルのワインが造られていますが、中でも白ワインはリースリング、赤ワインはシュペートブルグンダー=ピノ・ノワールから素晴らしいワインが生産されています。

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リースリングは生産地域、生産者によって様々な表情を見せてくれる品種です。スタイルによって、フレンチ、中華、和食、更にはデザートと合わせて楽しむことができる懐の広い品種と言えますし、その多様性はレストランで働くソムリエにとっても心強い味方となります。

ピノ・ノワールも同様に育った土地や、育てた生産者の個性を反映する品種です。ドイツのリースリングとピノ・ノワールはニューワールドのそれとは勿論異なる個性を持ちますし、ヨーロッパの伝統国であるフランスやイタリアとも違う表情を持っています。
しっかりとした個性を持ちながら、エレガントでどこか奥ゆかしさを感じさせるスタイルは、和食にも良く合いますし、日本の皆様のお好みにもぴったりと合うはずです。

スペインのワイン

スペインでは気軽に楽しめるスパークリングワインのカヴァや、食前、食後に活躍するシェリー、マラガのデザートワインなどバラエティ豊かなワインが造られ、日本でも近年人気が上昇しています。
スペインはイベリア半島の大半を占め、フランスとポルトガルと国境を接しています。2019年のワイン用ブドウ栽培面積は世界第1位で、生産量も世界第3位のワイン大国です。17ある自治州の全てでブドウ栽培が行われています。

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カヴァは主にカタルーニャ地方でフランスのシャンパーニュと同様に瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインです。
様々なカヴァが造られていますが、多くはカジュアルに気軽に楽しめるスタイルです。ANAでも老舗のワイナリーにオリジナルボトルのカヴァを造ってもらっています。飛行機が描かれたポップなデザインのボトルで、プレゼントにもパーティにも活躍してくれる1本です。

白ワインや赤ワインではスペイン固有の品種を使った素晴らしいワインが数多く生産されており、シャルドネやカベルネといった国際品種とはまた異なる個性で楽しませてくれます。
特にテンプラニーリョから造られる赤ワインには秀逸なものが多く、しかも比較的お手頃な価格で熟成したヴィンテージや上級キュヴェを手に入れることができます。熟成した赤ワインの魅力を体感するのにスペインワインはお勧めです。

ポルトガルのワイン

ポルトガルワインの国際的な評価は、ここ数年で急上昇しています。250種を超える土着品種、多彩な気候、土壌から生み出される個性豊かでバラエティーに富んだワイン。伝統を守りながらも、新たなスタイルへの改革も進んでいます。
主となる産業はオリーブ、小麦、ワイン等の農業ですが、特にワインにとって重要なコルクが主要な輸出製品の1つとなっています。ポルトガルでは世界のコルクの約半分が生産されているのです。また、ポートとマデイラという酒精強化ワインの銘産地としても有名です。

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日本ではポルトガルと言えば、スティルワインよりもポートワインのイメージの方が強いのではないでしょうか。優しい甘さを持つポートワインは食後にそのままでもお楽しみいただけますし、チーズやデザートと合わせても、それぞれの味わいを引き立ててくれます。
また、ポルトガルでは魚介と米の消費量が多く、日本と似た食文化を持っています。現地では地元の土着品種から造られる多種多様なワインが日々の食事と合わせて楽しまれています。つまり、ポルトガルのワインは日本の食卓にも寄り添うものが多くあるということが言えます。

ヴィーニョ・ヴェルデのようにフレッシュで爽やかな白ワイン、トゥーリガ・ナショナルという土着品種から造られる豊かな果実味を持ちながらもエレガントさのある赤ワイン、ポルトガルにはまだまだ日本では馴染みのないワインが沢山あります。
多種多様なスタイルのポルトガルワインから、様々な発見をお楽しみいただけるはずです。

ニューワールドワイン

アメリカのワイン

新世界のワイン産地の代表格と言えるアメリカ。近年ではワシントン州やオレゴン州、ニューヨーク州で生産されるエレガントなスタイルのワインに注目が集まっていますが、アメリカ全生産量の80%を占めるカリフォルニア州のワインの日本での知名度と人気は依然として一番高いのではないでしょうか。
カリフォルニア州の中でも、並べて名前の挙がることが多いのがナパとソノマの2つの産地ですが、その2つの違い、特徴をご存知でしょうか?

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まず、ナパはサンフランシスコから車で一時間程の位置にあり、約480のワイナリーが存在しています。カベルネ・ソーヴィニョンが栽培面積の約半分を占めますが、シャルドネやソーヴィニョン・ブランからも質の高いワインが生産されています。ナパの中でも、地域ごとに多様な気候条件があり、その影響下で造られるワインのスタイルも多様です。ただ、全体的な印象としては果実味がしっかりしていて、力強いワインが多く、それがナパのワインのイメージとなっています。
一方のソノマは、ナパの西に位置し、ナパの2倍以上の広さの産地です。多様な気候条件の下で50種類以上のブドウが栽培され、400以上のワイナリーがあります。様々なスタイルのワインが生産されていますが、代表的なブドウとしては、ピノ・ノワールとシャルドネが挙げられます。内陸にあるナパは温暖なイメージですが、海からの影響を受けるソノマは冷涼な気候となります。ですので、冷涼な気候に適したピノ・ノワールとシャルドネからエレガントで質の高いワインが生産されています。

あくまでザックリとした印象で2つの産地を比較するのであれば、ナパは力強いカベルネ、ソノマは力強さとエレガントさを兼ね備えたピノ・ノワールが象徴的なワインと言えるのではないでしょうか。2つの産地のワインを、それぞれの産地の個性を感じながらお楽しみください。

チリのワイン

チリは2015年以来、5年連続で日本におけるワインの国別輸入量第1位をキープしています。その要因の1つに2007年に発効された経済連携協定による関税の削減があります。これによりチリワインは他国のワインより安く輸入することができ、特に低価格帯のワインが大きなアドバンテージを得ることとなりました。手頃な価格に相まって、果実味が豊かで親しみやすいシンプルな味わいがチリワインの人気をより一層高めました。カジュアルなレストランはもちろん、酒販店やスーパーマーケットでも多くのチリワインが販売され、ワインに馴染みのない消費者にも受け入れられ、チリワインがきっかけでワインを好きになった人も多いのではないでしょうか。

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価格も手頃で、シンプルで果実味たっぷりな、いわゆる“飲みやすいワイン”はカジュアルレストランや居酒屋、家庭の食卓で多くの消費者に受け入れられた反面、ワインを飲みなれてきた消費者、ワイン愛好家は徐々にチリワインから離れていきました。これは日本に限ったことではなく、その他の国際市場でも同様で、チリの生産者も大きな課題として認識していました。その結果、2000年代に入ると、生産者たちは国際市場で競争できる、プレミアムなワインを造り始めました。

生産者たちの努力により、現在ではかつてのパワフルなワインだけでなく、エレガントで食事とも合わせやすいワインが登場してきています。しかも、オールドワールドのワインに匹敵するクオリティながら、価格は格段にお手頃というワイン好きにとっても、入門者にとっても嬉しい存在と言えます。かつてのイメージを覆す、モダンでエレガントなチリワインを是非お試しください。

オーストラリアのワイン

オーストラリアは日本の約20倍の広い国土を持ち、世界で6番目に大きな国です。ブドウの栽培地域は国の南半分に分布し、東のニュー・サウス・ウェールズ州から、西の西オーストラリア州まで3,000kmに渡りワイン産地が点在しています。各産地は土壌特性も気候も様々なため、同じ品種のワインでも味わいや香りに違いがみられます。

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ここ数年、世界各国でシェアを大きく伸ばし、家庭だけでなく、レストランでも定着してきたスクリューキャップのワインですが、そのきっかけとなったのはオーストラリアでした。クレア・ヴァレーのワイン生産者13社が、2000年ヴィンテージから白ワインにスクリューキャップを使用することを宣言したことを皮切りに、国内の他の産地のみならず、ニュージーランドやチリ、フランス、ドイツ等で急速に普及していきました。

レストランにワインを持ち込むBYOの制度もオーストラリアが発祥です。もともとはアルコール販売の免許がない飲食店が始めたサービスで、現在では免許のある店も含め国中で広まっています。日本でもBYOのサービスがあるレストランが様々なジャンルで存在しますので、お気に入りのワインを持って、お気に入りのレストランでお食事するのもおススメの楽しみ方です。A-styleでご購入いただいたワインは、私が勤務するANAインターコンチネンタルホテル東京に無料でお持ち込みいただけますので、ぜひお気に入りのワインを持ってお越しください。

南アフリカのワイン

歴史あるヨーロッパのワイン生産国をオールドワールドと呼び、それ以外の新しい生産国をニューワールドと呼びますが、南アフリカのワイン生産は360年以上の歴史を持ち、最古のニューワールドと言われています。1994年のアパルトヘイト撤廃後は海外市場への積極的な取り組みが進み、輸出量はこの20年で約20倍となりました。その間、伝統的な生産者に加え、革新的な若い生産者も増え、伝統と革新が共存する注目の生産国に成長しました。

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南アフリカワイン協会は世界で最も環境に配慮したワイン生産国として「自然環境保護とワイン産業の共栄」をコンセプトに掲げています。多くのワイナリーが減農薬、減酸化防止剤、リサイクルの徹底、水源の維持などを盛り込んだガイドラインに従ったワイン造りを行っています。また、労働者環境の整備も急速に進んでいて、南アフリカのワインは自然にも人にも配慮したワインと言うことが出来ます。

多種多様な人種と文化で形成される南アフリカは「虹の国」とも呼ばれています。その歴史と人種の多様性は料理にも大きな影響を与え、さらに豊富な山の幸や海の幸、様々なスパイスがバラエティ豊かな食文化を生み出しました。そこで飲まれるワインもやはり多種多様なものとなります。ピノタージュやシュナン・ブランといった品種が有名ですが、様々な国際品種のワインも造られています。オールドワールドのエレガントさと、ニューワールドのボリューム感を併せ持つ南アフリカワイン特有のスタイルをぜひお楽しみください。

日本のワイン

「日本ワイン」が国産ブドウを原料とした果実酒であると法的に定義されたのは、つい最近の2015年のことでした。ここ数年で日本ワインの評価、注目度は国内外で高まってきました。これは美味しいワインを造り出す生産者の皆さんの努力の賜物に他なりません。また、それだけ日本人の生活の中にワインの存在がしっかりと根付いた証とも言えるのではないでしょうか。現在は47都道府県のうちのほとんどでワインが造られるようになりました。その中でも今回は、生産量1位の山梨県、2位の長野県のワインに注目しました。

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山梨県は生産量もワイナリーの数も日本随一で、日本のワイン造りの原点とも言える産地です。現在約80軒のワイナリーがあり、この数は日本全体の約3割程度を占めています。山梨県で最も有名なブドウは甲州で、生産量も最多で、海外からの注目度も高い品種です。生産者によって様々なスタイルに仕上げられるので、一言で個性を表現するのは難しい品種ですが、多くは穏やかでバランスの取れた果実味と酸味、後味に心地良い苦味があり、幅広いお料理に合わせやすいワインに仕上がっています。数ある甲州の中からお好みのスタイルを探してみるのも楽しいですね。

生産量2位の長野県は、日本で最も活気のあるワイン生産地の1つです。2017年10月時点で36軒だったワイナリーの数は、もうじき50軒にとどきそうな勢いです。気候条件に恵まれている為、ヨーロッパ系の品種が多く栽培されています。特にシャルドネやメルローは秀逸なものが多く、海外のコンクールでも多くの賞を獲得しているワイナリーがあります。世界のワインに引けをとらない長野のシャルドネやメルローを是非お試しください。

佐藤ソムリエ

監修

A-style ワインアドバイザー 佐藤ソムリエ

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