マコネー地区のヴィレ村とクレッセ村の間にあるカンテーヌ村で、15世紀からテヴネ家が所有しているドメーヌです。いまだ大量生産ワインの多いこの地域において、ボングランでは代々継承されてきた伝統的な手法で栽培・醸造に取り組み、飲み頃になるまでは出荷しません。そのため、完熟ブドウから驚くべき複雑味、余韻を持つテヴネのワインが実現しています。ドメーヌ名の”Bongran”は、「良いブドウの粒(bon grain)から造られるワイン」に由来しています。レモンの蜂蜜漬けやハーブなどの香りがあり、ほどよいボリュームのあるワインです。

<ソムリエコメント>
ブルゴーニュの中でも特にユニークなシャルドネを作るカンテーヌ村。引き込まれるような甘やかで魅惑的な香りが特徴的なワインです。蜂蜜漬けレモンやカリン、スイカズラ、アロマティックキャンドル。豊かでリッチな味わいとフレッシュな味わいが交互に押し寄せ、トロピカルフルーツのような果実味とシトラスフルーツの爽やかさがハーモニーを奏でます。まろやかな食感がクリーミーなお料理にぴったりと寄り添い食卓を華やかにします。お料理は、牡蠣のグラタン、チキンのクリーム煮、豚バラ豆乳鍋などに合わせてお楽しみください。